診療のご案内
丁寧で正確な診療を心がけております。
戸田眼科では、眼科一般診療(緑内障、白内障、網膜疾患、屈折異常)をはじめ、色覚外来(色覚検査と相談)、眼科往診などを行い、地域の皆様の健康な生活をお手伝いいたします。
診療内容
眼科一般
緑内障、白内障、網膜疾患、屈折異常(近視・遠視・乱視・弱視)、結膜炎などの治療を行います。最新の医療機器など(トプコン社OCT、コーワ自動視野計など)による適切な診断を心がけております。
- 緑内障
- 白内障
- 網膜疾患
- 屈折異常(近視・遠視・乱視・弱視)
- 結膜炎
など
- トプコン社OCT
(光干渉断層計) - 網膜や視神経の断面を三次元画像解析します。黄斑変性や緑内障の診断に有用です。
- コーワ自動視野計
- 緑内障の診断と経過観察に使用します。
- スペキュラ
マイクロスコープ - 角膜内皮を測定します。
- ニデック
オートレフケラト・
トノメーター - 近視・遠視・乱視などの屈折検査、眼圧検査を行います。
- 色覚検査用ソフトウェアColorDxCCT-HD
- L(赤系)M(緑系)S(青系)3種類の錐体のコントラスト感度を精細に個別測定します。
色覚外来
先天性色覚異常のかたを対象に、色覚検査と相談を行います。
眼科往診(予約制)
在宅で治療されている方、通院困難な患者様のために、予約制で眼科往診を行っております。まずはお電話でご相談ください。
対象 | お身体がご不自由で通院困難な方、在宅療養中の方 |
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往診範囲 | 京都市内(状況によっては不可能な場合があります) |
往診日 | 金曜日・土曜日の午後(その他要相談) |
申し込み | お電話でお問い合わせください。 TEL.075-811-4052 |
検査内容 | 眼科一般検査は可能ですが、患者様ひとりひとりの状態により検査内容が限られる場合があります。 |
往診費用 | 往診代、検査代・お薬代など、内容により異なります。 (ただし遠方の場合は交通費を別途いただく場合があります。) |
その他 | お会計は後日に、お薬は当日または翌日となります。 |
眼鏡処方
当院では院長と視能訓練士が眼鏡処方を行なっております。
おひとりおひとりのご要望に応じて、丁寧に検査いたします。眼鏡処方をご希望のかたは、今まで使用しておられた古い眼鏡がありましたら必ずご持参ください。
10分前後の眼鏡装用テストを行い、頭痛や眼痛がないか、度数が強すぎないか(過矯正になっていないか)、左右のバランスが悪くないか、距離感がおかしくないかなどを確認した後に眼鏡処方箋をお書きしますので、お時間がかかりますことをご了承ください。
サイプレジン1%(調節麻痺剤)点眼検査について
子どもは調節力が強いため、正確な屈折度数を測定するには調節麻痺剤の点眼検査が必要な場合があります。遠視・乱視・不同視が原因の弱視に限らず、近視のお子さんに対しても、正確な屈折度数を知り過矯正を防ぐためにサイプレジン点眼検査を行うことがあります。
※点眼液の副作用として、まれに目の周りのかぶれ・顔面の紅潮・興奮状態が出現します。
※個人差はありますが点眼後2~3日の間は瞳孔が開き調節が麻痺しますので、まぶしく見にくい状態になります。
※斜視を合併しておられる子どもさんにつきましては、より強い調節麻痺剤であるアトロピン点眼検査が必要な場合がありますので、近隣病院を紹介することがあります。
コンタクトレンズ処方
コンタクトレンズの定期検診とレンズ処方(処方箋の発行のみも可)を行っておりますが、当院での取り扱いレンズは(処方箋発行の場合でも)下記のみです。また、注文制ですので当日にレンズのお渡しはできません。場合によっては近隣コンタクトレンズ眼科を紹介いたします。
- 初めての方は装用練習が必要ですので、できる限り受付終了の30分前までに来院いただきますようお願いいたします。
- 未成年の方のみで来院されるとレンズ処方ができない場合があります。
- 度なしのカラーコンタクトレンズ処方は自費となる場合があります。
取扱いコンタクトレンズ
1日使い捨てソフトコンタクトレンズ
- ワンデーアキュビュートゥルーアイ
- ワンデーアキュビューオアシス
- ワンデーバイオメディクスEV(ワンデーアクエアエボリューション)
- マイデイ
- デイリーズトータルワン
- アクアロックスワンデーUVシン
2週間交換ソフトコンタクトレンズ
- アキュビューオアシス
- バイオフィニティ
- アクアロックス
- アキュビューオアシスマルチフォーカル
(予約制、初回は当院で購入していただきます)
乱視用ソフトコンタクトレンズ
- ワンデーアキュビューオアシス乱視用
- マイデイトーリック
- ワンデーバイオメディクストーリック(ワンデーアクエアトーリック)
- ワンデーアキュビューモイスト乱視用
- アキュビューオアシス乱視用(2week)
- バイオフィニティトーリック(2week)
カラーコンタクトレンズ
- ワンデーアキュビューディファインモイスト
ハードコンタクトレンズ(乱視用・円錐角膜用は処方しておりません)
- ボシュロムEXO2
- サンコンタクトマイルドⅡ
近視進行抑制マイオピン点眼(自費診療)
当院では、適応のある希望者に対して、マイオピン点眼処方を始めました。
マイオピン点眼とは
6才から12才程度の中等度近視進行抑制のためシンガポールで開発された点眼液で、約60%程度近視進行を抑制し、2年間使用するとより効果的であると言われています。(効果には個人差があります)
1%アトロピン点眼(内斜視や遠視の精密検査に使用される)は、瞳孔が開き目の調節ができなくなり、まぶしくぼやける・眼圧や血圧上昇・顔面紅潮などの副作用が見られる場合がありますが、マイオピン点眼は100分の1の0.01%と低濃度ですので、副作用はほとんどないと言われています。
マイオピン点眼は保険適応ではないため自費診療となります。
マイオピン点眼の使用方法
- 両眼に寝る前に1回1滴点眼してください。
- 開封後は1ヶ月以上使用しないでください。
- 兄弟での共用はしないでください。
- 点眼液は必ず保護者が管理してください。
マイオピン点眼診療の費用
まず通常の保険診療で近視の確認をします。
希望する方で適応のある場合には後日マイオピン点眼を処方いたします。
点眼カードをお渡しし、毎回近視の程度や副作用の有無を記載します。
初回のマイオピン点眼処方からは自費診療となります。
1ヶ月後の副作用のチェックで異常がなければ、3ヶ月ごとの定期検診となります。
費用
初回自費診療 | 4000円 | 診療費用1000円 + 点眼液1本3000円 |
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1ヶ月後再診 | 10500円 | 診療費用1500円 + 点眼液3本9000円 |
3ヶ月ごとの定期検診 | 10500円 | 診療費用1500円 + 点眼液3本9000円 |
大事なことは・・・
近視進行抑制のためには、長時間近見作業をしすぎないこと、目を酷使したあとは遠方を眺めて目を休めること、近づきすぎず、正しい姿勢で読書や勉強やパソコン・スマートフォンを使用することが何より大事です。マイオピン点眼をしていれば何をしても大丈夫というわけではありません。
受診のご案内
診療時間
眼科往診(予約制)
金曜日・土曜日の午後(その他要相談)
初診の方へ
保険証をご用意ください。現在服用中のお薬があれば、お知らせください。
(薬局からの説明の文書、お薬手帳をお持ちの方は持参してください。)
使用中の眼鏡やコンタクトレンズがある場合は、必ずご持参ください。
ご予約について
一般外来は予約診療ではありません。
眼科往診・色覚外来・視野検査・斜視検査は予約制です。
処方について
お薬は基本的に院内処方となっております。
地域連携医療機関
当院では手術は行っておりません。
手術治療や、より高度な検査・治療が必要と判断される場合は、
地域の基幹病院や専門病院を紹介いたします。
- 京都市立病院
- 京都府立医科大学附属病院
- 京都第一赤十字病院
- 京都第二赤十字病院
- 京都大学医学部附属病院
- 医療法人 髙橋眼科診療所
(通院日帰り手術のみ)
など